リフォームするなら、細かい部分にまでこだわって使い勝手が良く暮らしやすい家にしたいもの。
そこで、これまで本誌に登場したリフォーム物件の中で、「ナイスアイデア!」な工夫を一挙まとめてご紹介。
デッドスペースや壁面の効果的な活用法など、思わず真似したくなるアイデアが満載です。
【収納】デメリットを利用して便利な“見せる収納”に
工事金額 収納棚
約5万円~
LDKの隅に設けられた収納空間。家の構造上、どうしても外せなかった柱を逆に利用し、柱と壁の間に天板を取り付けて収納スペースとして活用した。その結果、“見せる収納”としての空間が誕生。これならきれいに収納するクセが付きそう。
【収納】階段下を有効活用した本棚スペースに注目
工事金額 階段下収納
約12万円~
リビング階段の下に空いたデッドスペースに、階段と同じ角度に積み上がった木製の本棚を設置。子どもたちの格好の遊び場になり、片付けも子どもたちが自主的にするようになったという。
【収納】オシャレなニッチで空間をセンスアップ
工事金額 ニッチ
1ヶ所 約2万円~
キッチンの側面も、ニッチを付けるとこんなにスタイリッシュに変身。横に渡した鉄製の棒がほど良いアクセントになっている。オシャレな洋書や雑誌を置いて、さらなるセンスアップもできそう。
【天井】勾配天井の効果で空間を広く見せる
工事金額 勾配天井
約20万円~
一方に向かってせり上がる形の勾配を描く「勾配天井」。同じ高さでも視覚的に広く感じさせる効果があり、室内に開放感を与えてくれる。全室でなく1部屋だけ勾配天井にするという手もアリ。
【天井】食卓の真上に付けた
天窓の効果は絶大
工事金額 天窓
約20万円~
LDKの天井に大きな天窓を取り付け、以前は暗かった部屋も晴れた日は電気を点けなくてもかなりの明るさが得られるように。当初は電気を消し忘れたと勘違いしたほど明るいという。ちょうど食卓の真上に付けているところもナイス!
【天井】約4万時間の長寿命で
電気代も抑えるLED
工事金額 RED照明取付
1ヶ所 約1.5万円~
新たに設けた和室の天井には、LED電球を採用。従来の電球に比べればコストは少し高いものの、寿命はなんと約4万時間! しかも電気代の抑制もできるため、コストパフォーマンスは良いかも。今後さらなる導入が見込めそう。
 
【収納】開放的なロフトも
巨大な収納空間に
工事金額 ロフト
約30万円~
事務所兼住宅で、打ち合わせなどを行う接客スペースからは見えない位置にロフトを設置。面積もゆったり確保されており、かなりの収容量が見込める大きな収納スペースとなった。天井が高く、明かり取りからの光も充分。
【収納】憩いの和空間も床下を積極的に有効活用
工事金額 掘りごたつ
約30万円~
家族の憩いの場となっている掘りごたつ式の畳スペース。取り外しが簡単にできる畳を外すと収納スペースが姿を現し、普段使わない食器などが納められるようになっていて、とても便利。
【収納】照明や新しい扉などで
さらに使いやすく改変
工事金額 約15万円~
かなりの広さが確保された屋根裏収納はもともとあったもの。リフォームを機会に照明を取り付けることで、暗くても物が探しやすい空間になり、利便性もアップ。さらに使い勝手が良いように、新しく両開きの扉も取り付けた。
 
【壁面】廊下の壁面までも
収納スペースに活用
工事金額 収納棚
約8万円~
奥さまが自宅でピアノを教えていることもあり、廊下の突き当たりを利用して、多くの楽譜が収められるよう本棚を造りつけた。かなりの容量があるため、しばらくは余裕で新しい楽譜も追加できそう。
【壁面】視覚効果も大きい
R型のコーナー
工事金額 R部分
1ヶ所 約4万円~
玄関スペースから室内へと繋がる廊下の角を、丸みをもたせてRの形に変更。こうすることで、玄関から見ると視覚的に広く感じられ、限られたスペースでも圧迫感が少ない。子どもが誤って頭をぶつけても大ケガにならないというサブ効果も。
 
【壁面】さりげなさが心憎い
和モダンなニッチ
工事金額 ニッチ
1ヶ所 約3万円~
廊下の白い壁も、半月盆の形をしたニッチを設け、さらに竹をあしらうことで、優しい和の雰囲気を醸し出すことに成功。純和室のしつらえでなく、和モダンな雰囲気をさりげなく漂わせているところがポイント。
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